こちらでは、面接を無事に乗り切るための対策法をご紹介します。
転職サイトのコンサルタントに任せれば、転職先候補の病院は見つけてくれるでしょう。履歴書などの応募書類だって添削してくれると思います。極端なことを言えば、このあたりまでは人任せでも大丈夫ということです。
…ただ、面接だけはそうも行きません。
コンサルタントが同行してくれることはありますが、あくまで面接を受けるのは看護師本人。こればっかりは自分の力で突破するしかないのです。
そこで、こちらでは面接を無難に突破するための基本原則をお伝えしてまいります!失敗を防ぐための基本事項をしっかりと頭に入れておきましょう。
それでは、面接時の注意事項を1つひとつ確認していくことにします。
以下の基本は、大きくプラスポイントになるものではありませんが、マイナスを防ぐための考え方。
しかし、条件・能力さえ満たしているのなら、それで充分なのです。妙に張り切って空回りするくらいなら、無難にこなしたほうが良いに決まっていますからね!
これは一見すると当たり前ですが、意外と出来ていない人が多いです。悪口というのは何も「前の看護師長は性格が歪んでいた」とか直接的な問題発言のことではありません。
思わず出てしまう本音でさえ、向こうは悪口と受け取ってしまう可能性があるのです。
例えば「シフトの自由があまり利かなくて…」という程度の発言でも、面接の場では悪口と同義ということを意味します。要するに「この人は大変なことがあると職場のせいにするのかな」と思われてしまう発言は、すべてアウトということです。気をつけましょう。
もし、自己PRをしてくださいと言われたら、どうしますか?間違っても、自分の性格・実績を得意そうに喋ってはいけません。
これまでに行った業務内容について事実だけを冷静に説明しましょう。
あくまでも、話の主導権は面接官にあるのです。訊かれた範囲以上のことを喋る必要はありません。向こうに「話が長い」とか「自分語りが過ぎるな」と思われてしまえば、それは大きなマイナスです。
時々、話が弾んできた時に面接官に逆質問してしまったり、半ば人生相談みたいな話を振ってしまう方がいるようです。もちろん、これはタブー!
面接官に質問をして良いのは、向こうが「何かあなたのほうから質問はありませんか?」と訊かれた時だけ。それ以外の場面では、常に面接官が訊く立場であり、あなたは訊かれたことに真摯に答える立場です。
面接官は時により、あなたの人格を見るために敢えて和やかに話を弾ませる場合がありますが、雰囲気に飲まれないこと。あくまで面接試験のさなかであることを忘れないようにしましょう。